• Home
  • トピック
  • 【戦略】Jパワー・JERA・エクイノール、秋田県沖洋上風力発電事業に向けたコンソーシアムを組成

【戦略】Jパワー・JERA・エクイノール、秋田県沖洋上風力発電事業に向けたコンソーシアムを組成

2020.09.13 トピック


 2020年09月09日、電源開発株式会社(以下、「Jパワー」)は株式会社JERA(以下、「JERA」)、Equinor ASA(以下、「エクイノール」)とともに、「秋田県能代沖、三種町及び男鹿市沖」や「秋田県由利本荘市沖」における洋上風力発電事業の応札に向け、コンソーシアムを組成したことを発表した。

(Jパワー・JERA・エクイノールのコンソーシアムが事業化を目指している促進区域 出典:電源開発株式会社)

 コンソーシアムは当該2海域で予定されている再エネ海域利用法に基づく公募に応札し、秋田県沖における洋上風力発電事業の実施を目指す。

 Jパワーは国内第2位の規模を誇る合計出力約53万キロワットの風力発電設備を有しており、秋田県にかほ市や由利本荘市においても陸上風力発電所を運営している。洋上風力発電事業では北九州市沖洋上風力発電実証設備の建設・運営・撤去を行い、2017年2月には同地区港湾区域における洋上風力発電事業の公募において優先交渉権者(コンソーシアム名:ひびきウインドエナジー)に選定されている。

 JERAは日本と気象条件が類似する台湾の上風力発電事業(フォルモサ1~3)へ積極的に参画している。それぞれに運営段階、建設段階、開発段階といった異なる事業フェーズであるが、各フェーズにおける知見を短期間で獲得し、今後の国内洋上風力発電事業へ展開する考えだ。

○JERAが参画する台湾の洋上風力発電事業

フォルモサ1フォルモサ2フォルモサ3
出資者
(出資比率)
エルステッド:35%
JERA:32.5%
マッコーリー社:25%
スワンコール社:7.5%
JERA:49%
マッコーリー社:26%
スワンコール社:25%
JERA:43.75%
マッコーリー社:31.25%
EnBW社:25%
所在地台湾苗栗県沖約2~6km台湾苗栗県沖約4~10km台湾彰化県沖約35~60km
発電容量128MW376MW2004MW
風車基数22基47基未定
商業運転開始2019年12月27日
※2基(8MW)は2017年4月に運転開始済み
2021年末予定2026年~2030年目標
 

 エクイノールはノルウェー・スタヴァンゲルに本社を置く総合エネルギー企業。北海油田など洋上における石油・ガス開発・操業の経験を活かし、英国や米国北東部等の沖合での大規模洋上風力発電事業を行っている。強みは浮体式洋上風力発電技術だ。日本近海は遠浅の海岸が少ないことから浮体式の洋上風力発電事業にも期待が高く、同社は2018年9月に東京事務所を開設している。

*アイキャッチ 出典:電源開発株式会社

【情報ソース】
秋田県沖の洋上風力発電事業開発に向けたコンソーシアムの組成について、2020年9月9日、電源開発株式会社(株式会社JERA、Equinor ASAとの共同リリース)

【関連記事】
【政策】国交省、洋上風力発電の基地港湾に4港を指定/秋田港・能代港・鹿島港・北九州港
【開発】Jパワー、築20年の風車19基を最新の大型風車8基へ更新/苫前ウィンビラ発電所
【売買】JERA、台湾の洋上風力発電事業「フォルモサ3」に参画/マッコーリー社とEnBW社から事業権益約44%取得

【おススメ!】
【寄稿】洋上風力発電に関する近時の動向及び法改正について
 →English version【Article】Recent Trends and Law Amendments Regarding Offshore Wind-Power Generation Business
【寄稿】港湾法の一部改正 ー洋上風力発電事業の動向に着目してー
 →English version(【Article】Amendment of Port and Harbor Act – Focusing on Trends in Offshore Wind-power Generation Business

, , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
東京モデリングアソシエイツ
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ