【PF】足利銀行、栃木県の太陽光発電事業3案件(6.2MW)に融資

2023.10.25 プロジェクトファイナンス


 2023年10月20日、株式会社足利銀行(以下、「足利銀行」)は合同会社栃木ソーラーホールディングスが実施する太陽光発電事業に対して、総額20億2,700万円のプロジェクトファイナンスを組成したことを発表した。

 合同会社栃木ソーラーホールディングスは日本アジア投資株式会社がスポンサーとなっており、3つの太陽光発電事業の持株会社という位置付けだ。融資対象となっている太陽光発電所の概要については以下の通り。3つの太陽光発電所は既に開発中であり、鹿沼市上石川太陽光発電所については近く売電を開始する。残りの2つの太陽光発電所については2024年5月に商業運転開始となる予定。

◯太陽光発電所の概要

発電所名所在地最大出力年間予想発電電力量売電開始予定FIT価格
鹿沼市上石川
太陽光発電所
栃木県鹿沼市約2.0MW約2,500MWh2023年10月32円/kWh
大田原市亀
太陽光発電所
栃木県太田原市約2.1MW約2,500MWh2024年5月32円/kWh
烏山中山
太陽光発電所
栃木県那須烏山市約2.1MW約2,630MWh2024年5月36円/kWh
 

*アイキャッチ UnsplashMariana Proençaが撮影した写真

【情報ソース】
栃木県鹿沼市、大田原市および那須烏山市における「メガソーラー事業」向けプロジェクトファイナンスの組成について(*PDFファイルが開きます、189KB)、2023年10月20日、株式会社足利銀行

【関連記事】
【売買】大和エナジー・インフラ、豪州で太陽光発電事業3案件を取得
【戦略】群馬銀行、ストラクチャードファイナンスによる貸出残高647億円(前期末比215%)に 再エネ関連融資が牽引
【開発】伊藤忠商事・日立造船、青森県上北郡六ケ所村の陸上風力発電事業で融資契約締結 商業運転開始は2026年4月の予定

【オススメ】
【コラム】(プロファイバンカーの視座)第130回 ファイナンスと事業利回り(36)- ケース1B~11Bのまとめ1

, , , , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ