【出資】商船三井、アフリカのスタートアップ向けファンドに出資

2024.04.21 インフラファンド動向


 2024年4月8日、株式会社商船三井(以下、「商船三井」)はアフリカ最大級のベンチャーキャピタルNovastar Ventures Ltd.が運営するアフリカスタートアップ向け投資ファンド「Novastar Ventures People and Planet Fund Ⅲ LP」(以下、「当該ファンド」)への出資決定を発表した。

  当該ファンドは総額(予定)2億米ドルで、アフリカ全土のスタートアップ企業に投資する。投資対象分野はE-モビリティ、農業、再生可能エネルギー、ロジスティクス、フィンテック、コールドチェーン、アフォーダブルハウジング、小売・消費財等。投資開始時期は2024年6月が予定されている。

 商船三井はアフリカにおけるグループ事業拡大を目指しており、当該ファンドへの出資を通じて、パートナーとなりうる有望なスタートアップ企業などの最新情報を獲得し、成長分野での事業展開加速につなげたい考え。海運をベースとした物流事業のさらなる拡大やグリーンエネルギー(E-モビリティ、洋上風力、水素・アンモニアビジネス等)や農業・食のサステナビリティなどの分野で事業機会創出・推進を目指す。

*アイキャッチ Novastarの出資先の一つであるスタートアップBasiGoの電気バス 出典:株式会社商船三井

【情報ソース】
アフリカ最大級のベンチャーキャピタルNovastar Venturesへ出資~アフリカにおける事業拡大、社会課題解決へ~、2024年04月08日、株式会社商船三井

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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