【出資】西部ガス、熊本県阿蘇市のバイオマス発電事業に匿名組合出資

2024.07.18 事業参画・売買レポート


 2024年7月17日、西部ガス株式会社(以下、「西部ガス」)は阿蘇バイオマス合同会社を投資対象とする投資ファンドに匿名組合出資を行ったことを発表した。西部ガスがバイオマス発電事業に出資参画するのは初。

 阿蘇バイオマス合同会社が進めるバイオマス発電事業は、阿蘇市跡ケ瀬地区で発電容量900kWの木質バイオマス発電所を開発・運営するものだ。発電所は阿蘇地域産の間伐材等を用いた木質ガス発電方式が採用されたものとなっており、ガスエンジン(450kW)2台を使用して発電する。年間の発電電力量は約700万kWh(*一般家庭の使用電力量に換算して約1,940戸相当)が見込まれている。発電所の商業運転開始は2025年中となる予定。

 西部ガスが投資するファンドはバイオマス投資ファンド合同会社。GIキャピタル・マネジメント株式会社がアセットマネージャーを務めている。

*アイキャッチ UnsplashAlmos Bechtoldが撮影した写真

【情報ソース】
熊本県阿蘇市におけるバイオマス発電事業への匿名組合出資について、2024年7月17日、西部ガス株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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