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【e-fuel】商船三井、ドイツ企業とe-メタノール利用の共同検討

2023.10.29 トピック


 2023年10月25日、株式会社商船三井(以下、「商船三井」)はドイツ企業のHy2gen Deutschland GmbH(以下、「ハイツージェン」)とe-メタノール利用の共同検討に関する覚書を締結したことを発表した。

 当該共同検討は、ハイツージェンがドイツのニーダーザクセン州で展開するプロジェクトで2028年から生産予定のe-メタノールについて、大西洋域での海上輸送における舶用燃料としての利用を両社で検討するというものだ。

  e-メタノールは再生可能エネルギー由来の電力を活用して製造するグリーン水素と、二酸化炭素を合成して製造する低炭素メタノールのことで、化石燃料の代替燃料e-Fuelや化学品原料として大きな需要拡大が見込まれている。

 商船三井は2050年までのGHG排出量ネットゼロ・エミッション達成を念頭に、今後2030年までにLNG/メタノール燃料外航船を90隻投入することを目指している。メタノール燃料船の導入を進めることに加えて、メタノール燃料の供給網構築にも貢献していく方針。

*アイキャッチ Hy2gen Deutschlandが開発するe-メタノール生産プラントのイメージ図 出典:株式会社商船三井

【情報ソース】
ドイツ・Hy2gen Deutschlandとe-メタノール利用の共同検討に関するMOUを締結、2023年10月25日、株式会社商船三井

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