2024.12.04
【戦略】群馬銀行、ストラクチャードファイナンスによる貸出残高647億円(前期末比215%)に 再エネ関連融資が牽引
2023.06.04 プロジェクトファイナンス
2023年5月29日、株式会社群馬銀行(以下、「群馬銀行」)は2023年3月末の「ストラクチャードファイナンスによる貸出残高」(以下、「貸出残高」)が647億円になったことを発表した。
群馬銀行は2022年3月末に300億円であった貸出残高を2023年3月末には647億円に伸ばしており、前期末比215%となった。SDGsに資する再生可能エネルギー関連融資に積極的に取り組んだことが影響として大きく、再生可能エネルギー分野の貸出残高は76億円(2022年3月末)から256億円(2023年3月末)へと伸長している。
再生可能エネルギー分野の他にも、海外PFが97億円(2022年3月末)から161億円(2023年3月末)に、不動産ノンリコースローンが29億円(2022年3月末)から118億円(2023年3月末)に貸出残高を伸ばしている。
2023年3月末時点の貸出残高の内訳は再生可能エネルギーが39.6%、海外PFが24.9%、不動産ノンリコースローンが18.2%、国内PFが7.0%、航空機が5.4%、LBOが4.9%となった。これまで貸出残高に占める割合が最も多かった海外PFを抜き、再生可能エネルギーが約4割を占めトップとなった。再生可能エネルギー関連融資の内訳は、太陽光が67%、バイオマスが15%、陸上風力が11%、洋上風力が7%となっている。
*アイキャッチ UnsplashのChelseaが撮影した写真
【情報ソース】
・ストラクチャードファイナンスの取組状況について、2023年5月29日、株式会社群馬銀行
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