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【開発】ドコモ・タクミ電機工業・Bioフォレステーション、秋田県大館市で地域森林資源を活用した熱電併給事業

2023.01.22 事業参画・売買レポート


 2023年1月16日、株式会社NTTドコモ(以下、「ドコモ」)は株式会社タクミ電機工業(以下、「タクミ電機工業」)、Bioフォレステーション株式会社(以下、「Bioフォレステーション」)とともに、秋田県大館市において、地域森林資源を活用した熱電併給施設の共同事業推進について合意したことを発表した。

 当該事業はタクミ電機工業が保有する熱電併給施設を使用して、周辺の森林材を活用した木質チップを燃料に発電と廃熱の利用を行うというものだ。発電した電力は売電や蓄電、ZEV等での活用が予定されており、廃熱は木質チップの乾燥に利用する。また、熱電併給施設から排出される燃料の燃えかす(残滓)は農業や育苗に利用する。

 事業の中で、ドコモは森林施業のICT化に関するソリューションの提供に加えて、森林施業から消費活動までのバリューチェーンを一元的にマネジメントする。タクミ電機工業は保有する熱電併給施設の操業や近隣の森林材やチップの調達、残滓の農業や育苗での活用を行う。Bioフォレステーションは近隣の森林施業者との協議や森林施業支援、CO2吸収量測定等を行う。3社は今後、秋田県大館市を中心に事業を進め、他地域への展開を目指す考えだ。

*アイキャッチ 事業の概要 出典:株式会社NTTドコモ

【情報ソース】
ドコモ、タクミ電機工業、Bioフォレステーションの3社が地域森林資源を活用した熱電併給施設の共同事業推進に合意ー林業の一元的なバリューチェーン構築とカーボンニュートラルなエネルギー供給の推進ー、2023年1月16日、株式会社NTTドコモ

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