【稼働】奥村組・四国電力・岩堀建設工業、福島平田村バイオマスパワー1号機が運転開始

2022.06.12 事業参画・売買レポート


 2022年6月3日、株式会社奥村組(以下、「奥村組」)は四国電力株式会社(以下、「四国電力」)と岩堀建設工業株式会社(以下、「岩堀建設工業」)とともに開発を進めていたバイオマス発電設備2機のうち、完成した1号設備(福島平田村バイオマスパワー1号)について営業運転を開始したことを発表した。

 当該事業は福島県石川郡平田村に発電規模1,990kWのバイオマス発電設備2基を建設して、その後の操業・運営を行うものだ。発電燃料には福島県や近隣県の林地で発生する間伐材等を活用した木質チップを使用する。年間の発電電力量は約2,900万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約9,300世帯相当の電力量)を見込んでおり、発電した電力はFIT制度に基づいて、全量を東北電力ネットワーク株式会社へ売電する。

 1号設備は営業運転を開始したが、2号設備(福島平田村バイオマスパワー2号)は2023年4月に運転開始の予定だ。

*アイキャッチ 出典:株式会社奥村組

【情報ソース】
福島平田村バイオマスパワー1号の営業運転開始について、2022年06月03日、株式会社奥村組

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