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【開発】三井物産・北海道電力、北海道石狩郡でバイオマス熱電併給プラントを建設へ/2021年6月頃に稼働予定

2020.05.13 事業参画・売買レポート


 2020年4月30日、北海道電力株式会社(以下、「北海道電力」)は同社が出資参画しているバイオマス熱電併給事業において、バイオマス熱電併給プラントの建設を決定したことを発表した。北海道電力にとっては上川郡下川町に続いて2か所目の事業となる。

(出典:北海道電力株式会社)

 当該事業は北海道石狩郡当別町にバイオマス熱電併給プラントを建設し、木質バイオマスを燃料に発電と熱供給を行うもの。小型分散型のバイオマス熱電併給事業だ。発電出力は997kW、発熱量は6GJ/h。燃料は北海道内の未利用間伐材を使用する。事業会社が所有する下川町のペレット製造工場で加工したペレットを当別町に輸送し、ガス化して発電を行う。

 発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づいて、北海道電力ネットワーク株式会社に売電を行う。加えて、熱供給を通じて当別町の地域活性化を図る方針で、安価な熱供給を強みに企業誘致などを進める考え。

 当該プラントの建設工事には2020年5月に着工する予定で、計画通りに進めば、2021年6月頃に商業運転開始となる。

 当該事業を進めるのは北海道バイオマスエネルギー株式会社。株主は三井物産株式会社(80%)と北海道電力(20%)だ。(*カッコ内の数字は出資比率)

*アイキャッチ 出典:北海道電力株式会社

【情報ソース】
当別町におけるバイオマス熱電併給事業の決定について、2020年4月30日、北海道電力株式会社

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