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【投資】エンバイオ・ホールディングス、ENECHANGEとLooopが運営するファンドに出資/Japan Energy Capital 1号ファンド

2021.05.01 インフラファンド動向


 2021年4月30日、株式会社エンバイオ・ホールディングス(以下、「エンバイオ・ホールディングス」)は「Japan Energy Capital 1号ファンド」(英名:Japan Energy Capital 1 L.P.)に出資することを発表した。

 当該ファンドはENECHANGE株式会社と株式会社Looopが設立したJapan Energy Capital合同会社を通じて運営されている。リミテッドパートナーとして、大和エナジー・インフラ株式会社と北陸電力株式会社も参画している。投資対象はトルコ及びヨルダンの再生可能エネルギー事業と欧米諸国所在のエネルギーテックベンチャーだ。当該ファンドの第一号投資案件としてトルコ・デニズリ県で稼働済みの太陽光発電所(発電容量:13.514MW)を取得している。ファンドの運用期間は2029年12月まで。

(スキーム図 出典:ENECHANGE株式会社

 エンバイオ・ホールディングスはヨルダンにおいて太陽光発電事業や水資源開発事業を進めており、加えて、トルコではバイオマスガス化発電事業を行っている。エンバイオ・ホールディングスは同社が進める海外事業戦略と当該ファンドの投資方針が合致すると判断し、当該ファンドへ投資を決めた。今後は運営会社との連携を強化し、トルコやヨルダンにおける案件情報やリスク情報の共有を進め、自然エネルギー事業の拡大を加速させる方針だ。

*アイキャッチ Photo by Hisham Zayadnh on Unsplash

【情報ソース】
Japan Energy Capital 1号ファンド(英名:Japan Energy Capital 1 l.P.)出資に関するお知らせ、2021年4月30日、株式会社エンバイオ・ホールディングス

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

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