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【ファンド組成】MUFG・三菱UFJ銀行、再生可能エネルギーファンド設立/自社電源の100%をグリーン電力へ

2021.02.21 インフラファンド動向


 2021年2月19日、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、「MUFG」)は同社の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(以下、「三菱UFJ銀行」)が再生可能エネルギー分野への出資・投融資を目的とした再生可能エネルギーファンドを立ち上げることを発表した。

 MUFGは2030年度までに自社電源の100%を再生可能エネルギーに変えていく目標を掲げており、ファンドを組成しこの取り組みを加速させる。MUFGがグローバルベースで培った再生可能エネルギー分野へのファイナンス実績や案件精査ノウハウ、ネットワークを活用することに加えて、三菱UFJ銀行が事業会社と協働してグリーン電力をつくる発電事業へ出資・投融資を行う方針だ。発電した電力はそのままMUFGグループで購入し自社の電源調達に活用する。

 まずは自社電源を調達するための1,000億円規模のファンドを組成し、自社の本部ビルや支店などを対象とした再生可能エネルギー由来の電源調達を目指す。将来的には投資対象に分散型電源やVPP、水素発電等、まだ実証段階の技術を使ったプロジェクトも加えていく方針だ。

*アイキャッチ フォトRawFilmUnsplash

【情報ソース】
再生可能エネルギーファンドの立ち上げについて(*PDFファイルが開きます、149KB)、2021年2月19日、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(株式会社三菱UFJ銀行との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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