【投資】DBJ・芙蓉総合リース、米国再エネファンドへ出資/Excelsior Energy Capital 1号

2021.02.20 インフラファンド動向


 2021年2月17日、株式会社日本政策投資銀行(以下、「DBJ」)と芙蓉総合リース株式会社(以下、「芙蓉総合リース」)はともに米国の再生可能エネルギー事業に投資するExcelsior Energy Capital 1号ファンド(以下、「当該ファンド」)への出資決定を発表した。

 当該ファンドはDBJと米Excelsior Energy Capital(以下、「EEC」)がともに設立した。EECは米国最大級の再生可能エネルギー資産保有会社Terra Form社から独立したメンバーを中心に、2017年6月に設立されたファンド運用会社。DBJはファンド組成当初からアンカーインベストメンターとして関わっている。当該ファンドへはDBJと芙蓉総合リースのほかに、米国内外の投資家からの資金募集も実施され、2020年12月末に完了している。

 当該ファンドの主な投資対象は米国の分散型電源となっている中小規模の再生可能エネルギー発電所だ。米国再生可能エネルギー市場が今後も太陽光や風力を中心に成長していくことを見込んでいる。DBJや芙蓉総合リースは当該ファンドによる再生可能エネルギー事業への出資を進め、米国の業界動向や電力市場のノウハウについても獲得したい考えだ。

*アイキャッチ フォトアンジー・ウォーレンUnsplash

【情報ソース】
Excelsior Energy Capital 1号ファンドへの出資について(*PDFファイルが開きます、223KB)、2021年2月17日、株式会社日本政策投資銀行(*芙蓉総合リース株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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