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【戦略】三井物産・北拓、洋上風力発電設備の点検・メンテナンス会社を新設

2021.04.17 トピック


 2021年4月14日、三井物産株式会社(以下、「三井物産」)は風車メンテナンス事業国内最大手の株式会社北拓とともに、洋上風力発電設備の点検・メンテナンス事業を展開するホライゾン・オーシャン・マネジメント株式会社(以下、「HOM」)の設立を発表した。HOMへの出資比率は三井物産が51%、北拓が49%。

(北拓の陸上風車のメンテナンス 出典:三井物産株式会社)

  HOMは国内洋上風力発電事業者に対して、風車から基礎構造物に至るまでの設備点検やメンテナンスサービスを包括的に提供する。加えて、風力発電設備の資機材調達における品質管理や検査業務の代行サービスも行う。洋上風力分野において競争力のある国内サプライチェーンを形成・充実することを目指して、幅広い事業展開を進める方針。

 2020年12月に経済産業省は「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定した。成長戦略の中で洋上風力産業は14の重要分野の一つに位置付けられており、「国内市場の創出」、「国内サプライチェーン形成」、「次世代技術(浮体)の開発、マーケット獲得」が目標に掲げられている。導入目標としては2030年に10GW、2040年に30~45GWを目指したものとなっている。

*アイキャッチ 出典:三井物産株式会社

【情報ソース】
洋上風力発電設備の点検・メンテナンス事業会社を設立、2021年4月14日、三井物産株式会社

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