【稼働】三井物産、アルゼンチン南部の風力発電事業(97.2MW)が操業開始

2021.03.13 事業参画・売買レポート


 2021年3月10日、三井物産株式会社(以下、「三井物産」)は仏Total Eren S.A.とともに参画しているアルゼンチン南部の風力発電事業が2021年2月より操業開始したことを発表した。

(Vientos Los Hércules S.A.風力発電所(2021年3月) 出典:三井物産株式会社 )

 当該事業はブエノスアイレス南西約1,500kmのサンタクルス州ピコ・トルンカド市近郊の約350haの敷地に開発されている。発電所名称はVientos Los Hércules S.A.風力発電所、総事業費約220百万米ドル(約250億円)かけて建設された。3.6MWの風車27本が使用されており、総発電容量は97.2MW。発電した電力は20年間に亘り、アルゼンチン卸電力市場運営会社であるCAMMESAに米ドル建ててで売電する。

  三井物産は同社100%出資子会社を通じて事業参画しており、事業会社はVientos Los Hercules S.A.。三井物産は事業会社の株式34%、Total Eren S.A.は66%保有している。三井物産にとっては初めてのアルゼンチンでの発電事業。

*アイキャッチ 出典:三井物産株式会社

【情報ソース】
アルゼンチン南部での風力発電事業の操業開始、2021年3月10日、三井物産株式会社

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