2024.12.04
【テクノロジー】日立ABBパワーグリッド、浮体式洋上風力向け変圧器の提供開始
2021.06.13 トピック
2021年6月4日、日立ABBパワーグリッド社は浮体式洋上風力発電所向けに設計した変圧器製品群の提供開始を発表した。
(浮体式洋上変電所および変圧器のイメージ 出典:日立ABBパワーグリッド社)
着床式洋上風力発電施設の適用水深は概ね50m以浅であるが、浮体式洋上風力発電設備の適用水深は50m以深とされている。日本近海を含め、水深の深い海域における洋上風力発電事業においては浮体式洋上変電所や浮体式洋上風力タービンは強みを大きく発揮する。しかし、浮体式構造物には流体力荷重や構造物の浮力による垂直保持力、波や風に誘発される水平力等、さまざまな外力がかかることがこれまで大きな課題となっていた。
日立ABBパワーグリッド社は浮体式洋上風力発電事業者に協力を得て、浮体式洋上風力発電所の厳しい環境に耐えるような製品群の開発を行い、浮体式洋上変電所の提供を可能にした。
今回提供が始まったのは浮体式洋上風力発電所向けに最適設計した集電昇圧用変圧器および接地変圧器(*1)、分路リアクトル(*2)、洋上風力タービン向け変圧器で構成された製品群だ。日立ABBパワーグリッド社の洋上風力タービン向け変圧器「WindSTAR」も浮体式洋上風力タービン向けの改良を行い当該製品群に加わる。
(プレス記事より引用)
(*1)地絡を検出するための設備
(*2)進相電力を補償することで電圧を一定に保つ設備
*アイキャッチ 出典:日立ABBパワーグリッド社
【情報ソース】
・日立ABBパワーグリッド社が、浮体式洋上風力発電所向け変圧器の提供を開始 浮体式洋上風力発電所の普及を支援し、持続可能なエネルギーの未来に貢献、2021年6月4日、日立ABBパワーグリッド社
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