【参画】東北電力、JRE宮城加美町ウインドファーム事業(42MW)に出資/商業運転開始は2024年4月予定

2021.02.13 事業参画・売買レポート


 2021年2月9日、ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(以下、「JRE」)は同社が開発を進める「JRE宮城加美町ウインドファーム」について、東北電力株式会社(以下、「東北電力」)と共同で出資する共同投資契約を締結したことを発表した。

 協働投資を行う事業は宮城県加美郡加美町で開発が進む「JRE宮城加美町ウインドファーム」。風況の良い薬莱山西側のエリアで行う陸上風力発電事業だ。設備容量は42MW(連系容量:41.96MW)。これまではJREが開発を行ってきたが、今後は東北電力が当該事業を行う特別目的会社に出資を行い協働して事業を進める。建設工事は昨年より開始しており、商業運転開始は2024年4月に予定されている。

 JREと東北電力は八峰能代洋上風力発電事業や東北の陸上風力3事業を共同で進めている。今後もそれぞれの発電事業に対する強みやノウハウを相互活用し、東北電力管内の風力発電事業を主軸に協力して開発を進める方針。

◯JREと東北電力との協働案件

発電所名出資者連携容量運転開始時期
陸上風力発電4事業
(本件含む)
・ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
・東北電力株式会社
約131MW2021年から2024年に順次予定
八峰能代沖洋上風力発電事業・ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
・東北電力株式会社
・ENEOS株式会社
最大155MW2024年以降を予定
 

*アイキャッチ フォトプリシラデュPreezUnsplash

【情報ソース】
東北地方の風力発電事業における東北電力との協業拡大について(*PDFファイルが開きます、368KB)、2021年2月9日、ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社

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