【開発】ENEOS・三菱UFJリース、山形県尾花沢市で陸上風力発電所を共同開発へ

2021.02.06 事業参画・売買レポート


 2021年1月29日、ENEOS株式会社(以下、「ENEOS」)は三菱UFJリース株式会社(以下、「三菱UFJリース」)の100%子会社MULエナジーインベストメント株式会社が開発を進めている「(仮称)山形尾花沢風力発電事業」の環境影響評価法の事業承継手続完了を経て、当該事業に参画し共同開発を進めることを発表した。

 当該事業は山形県尾花沢市で陸上風力発電所を建設し操業するというもの。単機出力3,200kW~4,300kWの風力発電機を最大3~4基建設し、総発電出力の最大は17.2MWとなる計画だ。商業運転開始は2026年以降となる予定。

 山形県は「山形県エネルギー戦略」(平成30年3月見直し版)において、再生可能エネルギーの導入を中心としたエネルギー供給基盤を早期に整備し、エネルギーの安定供給や産業振興、地域活性化を目指すことを基本構想に掲げている。再生可能エネルギーの電源開発目標は2030年までに87.7万kWとしている。

*アイキャッチ フォトティム・フォスターUnsplash

【情報ソース】
(仮称)山形尾花沢風力発電事業の共同開発について(*PDFファイルが開きます、991KB)、2021年1月29日、ENEOS株式会社(三菱UFJリース株式会社との共同リリース)

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