【売買】関西電力、米国テキサス州のアビエータ陸上風力発電事業に参画

2020.07.12 事業参画・売買レポート


 2020年07月10日、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)は米国テキサス州のアビエータ陸上風力発電事業に参画することを発表した。関西電力にとって米国における初の再生可能エネルギー発電事業への参画になる。

 当該事業は米国テキサス州コーク郡(ヒューストンの北西約550kmの内陸部)で開発が進む陸上風力発電事業だ。発電所の名称はアビエータ陸上風力発電所。米国で最大級の陸上風力発電所となる計画で、出力約525MWの風力発電所になる予定だ。風力発電機191基を活用する。現在建設工事が進んでおり、2020年08月の商業運転開始を目指している。

 事業参画に際し、関西電力は同社の100%米国子会社ケーピック・ユーエスーエー社を通じて、アレスインフラストラクチャーアンドパワー社(以下、「AIP社」)グループ(*1)が保有するアビエータ・ウィンド社の権益48.5%を取得した。参画後のアビエータ・ウィンド社の出資比率は関西電力が48.5%、AIP社が0.5%、その他パートナー企業が51%となる。

(出資者構成 出典:関西電力株式会社)

(*1)プレス記事より引用
米国で発電、送電およびエネルギー中流事業を豊富に手掛けるインフラファンド運用会社

*アイキャッチ Photo by Carlos Alfonso on Unsplash

【情報ソース】
米国テキサス州陸上風力発電事業への参画について~アビエータ陸上風力発電事業~、2020年07月10日、関西電力株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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