【参画】西部ガス、熊本県阿蘇郡の地熱発電事業に匿名組合出資

2024.03.23 事業参画・売買レポート


 2024年3月22日、西部ガス株式会社(以下、「西部ガス」)は熊本県阿蘇郡小国町の地熱発電事業会社「わいた第2地熱発電株式会社」に匿名組合出資を行ったことを発表した。西部ガスグループが地熱発電事業に出資参画するのは初。

 西部ガスが出資参画した地熱発電事業は発電容量4,995kWの地熱発電事業であり、2026年3月に運転開始予定のものだ。開発は地域住民が立ち上げた合同会社わいた会(以下、「わいた会」)とふるさと熱電株式会社(以下、「ふるさと熱電」)が協力する形で進められる。ふるさと熱電は事業会社の出資に加え、運転・保守やアセットマネジメントも行う。

 わいた会とふるさと熱電の協力体制によって開発された「わいた第1地熱発電所」(1,995kW)は2015年に稼働開始しており、わいた第2地熱発電所はこの協力体制で開発される2基目の地熱発電所になる。

*アイキャッチ UnsplashEmily Campbellが撮影した写真

【情報ソース】
「わいた第2地熱発電所」への匿名組合出資について、2024年3月22日、西部ガス株式会社

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