【稼働】西部ガスHD、エネ・シード八女太陽光発電所が商業運転開始

2023.06.04 事業参画・売買レポート


 2023年6月2日、西部ガスホールディングス株式会社(以下、「西部ガスHD」)は福岡県八女市で開発を進めていたエネ・シード太陽光発電所が完成し、運用を開始したことを発表した。

 エネ・シード八女太陽光発電所は、「エネ・シード八女第1太陽光発電所(約1.4MW)」、「エネ・シード八女第2太陽光発電所(約1.0MW)」、「エネ・シード八女第3太陽光発電所(約0.8MW)」からできており、発電容量は計約3.2MWとなっている。年間発電電力量は計約364万kWhを見込んでいる。第1太陽光発電所と第3太陽光発電所は6月2日より商業運転を開始しており、第2太陽光発電所は2023年7月2日から運転開始の予定だ。

 西部ガスHDは2012年4月に再生可能エネルギー事業を担うエネ・シード株式会社を設立しており、これまでの再生可能エネルギー電源の発電容量合計は約56.8MW。内訳は太陽光発電所(21か所)が約52.8MW、風力発電所が約4.0MWとなっている。西部ガスHDはグループ中期経営計画「Next2024」において、2020年度に46MWであった再エネ電源取扱量を2024年度に75MWまで拡大させる目標を掲げている。

*アイキャッチ 出典:西部ガスホールディングス株式会社

【情報ソース】
エネ・シード八女太陽光発電所の運用開始について、2023年6月2日、西部ガスホールディングス株式会社

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