【稼働】フォーカス・レノバ・デナジーサーマル、熊本県南阿蘇村の地熱発電所が商業運転開始

2023.03.05 事業参画・売買レポート


 2023年3月3日、株式会社フォーカス(以下、「フォーカス」)、株式会社レノバ(以下、「レノバ」)、デナジーサーマル株式会社(以下、「デナジーサーマル」)は共同出資する株式会社南阿蘇湯の谷地熱を通じて開発を進めていた「南阿蘇湯の谷地熱発電所」が完成し、3月3日より商業運転を開始したことを発表した。

 当該発電所の設備容量は2.0MWで、年間の想定発電量は約1,480万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約3,200世帯相当)を見込んでいる。発電した電力は固定価格買取制度にもとづき、40円/kWhで売電する。

 事業会社は株式会社南阿蘇湯の谷地熱。株主はフォーカス(60%)、レノバ(30%)、デナジーサーマル(10%)である(*カッコ内の数字は出資比率)。デナジーサーマルは丸の内インフラストラクチャー株式会社の運営するファンドとデナジー株式会社が出資設立した合弁企業。

*アイキャッチ UnsplashIkko Nishimuraが撮影した写真

【情報ソース】
南阿蘇湯の谷地熱発電所 営業運転開始に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、KB)、2023年3月3日、株式会社レノバ(*株式会社フォーカス、デナジーサーマル株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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