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【稼働】北海道電力・JFEエンジニアリング・東京センチュリー、北海道札幌市の地熱発電所が商業運転開始

2023.12.02 事業参画・売買レポート


 2023年11月24日、北海道電力株式会社(以下、「北海道電力」)、JFEエンジニアリング株式会社(以下、「JFEエンジニアリング」)、東京センチュリー株式会社(以下、「東京センチュリー」)は共同で開発を進めていた「森バイナリー発電所」が完成し、商業運転を開始したことを発表した。

 当該発電所は北海道電力が保有する地熱発電所「森発電所(定格出力:2.5万kW)」の還元熱水に含まれる未利用熱エネルギーを、新たに建設した空冷式バイナリー発電所で有効活用して発電するものだ。未利用熱エネルギーの一部は地域の農業用ハウスの暖房用熱源としても利用する。発電所の出力は2,000kW。発電した電力は固定価格買取制度に基づいて、北海道電力ネットワーク株式会社へ売電を行う。

 事業会社は森バイナリーパワー合同会社。株主は北海道電力(60%)、JFEエンジニアリング(30%)、東京センチュリー(10%)(*カッコ内の数字%は出資比率)。東京センチュリーは新発電所の設備等をリースしており、北海道電力は発電所の運転・保守や還元熱水の供給を行う。

*アイキャッチ 出典:北海道電力株式会社

【情報ソース】
森バイナリー発電所の営業運転開始について、2023年11月24日、北海道電力株式会社(*JFEエンジニアリング株式会社、東京センチュリー株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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