【参画】INPEX、インドネシア・スマトラ島のムアララボ地熱発電事業に参画

2021.12.19 事業参画・売買レポート


 2021年12月16日、株式会社INPEX(以下、「INPEX」)はインドネシア共和国のムアララボ地熱発電事業に参画したことを発表した。

(ムアララボ地熱発電所写真 出典:株式会社INPEX)

 当該事業はインドネシア共和国西スマトラ州南ソロク県に位置するムアララボ地熱鉱区において、欧州大手総合エネルギー企業ENGIE、住友商事株式会社、インドネシアの民間地熱発電事業デベロッパーPT.Supreme Energyが共同で実施しているものだ。

 INPEXは地熱事業を目的とする子会社として設立した株式会社INPEX地熱開発を通じて、PT.Supreme Energyの子会社で当該事業の権益30%を保有するPT Supreme Energy Sumateraの33.333%の株式を取得し事業に参入する。

 ムアララボ地熱発電所の定格出力は約85MW、年間発電量は同国スマトラ島の約42万世帯の使用電力量に相当する。2019年12月より商業運転を開始しており、運転開始より30年間に亘って、インドネシア国営電力会社(PT PLN(Persero))に売電する。

*アイキャッチ 出典:株式会社INPEX

【情報ソース】
インドネシア共和国ムアララボ地熱発電事業への参入について(*PDFファイルが開きます、570KB)、2021年12月16日、株式会社INPEX

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