【稼働】関西電力、フィンランド共和国のアラヤルヴィ陸上風力発電事業で商業運転を開始

2024.01.14 事業参画・売買レポート


 2024年1月9日、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)は同社が参画するアラヤルヴィ陸上風力発電事業において商業運転開始となったことを発表した。

 当該事業はフィンランド共和国の首都ヘルシンキの北約320kmの内陸部に位置するローフカンガス及びモクシーの2地点において、ローフカンガス陸上風力発電所およびモクシー陸上風力発電所を建設し、その運営を行うものだ。出力はローフカンガス発電所で14.26万kW(6,200kW×23基)、モクシー発電所で7.8万kW(6,000kW×13基)、合計で22.06万kW。フィンランド共和国で最大級の陸上風力発電所だ。

 事業会社(イルマタール・アラヤルヴィ・ローフカンガス社、イルマタール・アラヤルヴィ・モクシー社)の株主はイルマタールエナジー社(51%)と関西電力グループ(49%)(*カッコ内の数字%は出資比率)。

*アイキャッチ UnsplashVivian Kが撮影した写真

【情報ソース】
フィンランド共和国最大級の陸上風力発電事業の商業運転開始~アラヤルヴィ陸上風力発電事業~(*PDFファイルが開きます、169KB)、2024年1月9日、関西電力株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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