【稼働】レノバや大阪ガスなど、徳島県徳島市のバイオマス発電所が商業運転開始

2023.12.17 事業参画・売買レポート


 2023年12月11日、株式会社レノバ(以下、「レノバ」)は大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)等と共同出資する徳島津田バイオマス発電所が商業運転を開始したことを発表した。

 当該発電所は徳島県徳島市の木材工業団地である徳島小松島港内に建設された出力74.87MWのバイオマス発電所だ。燃料には木質ペレットとパーム椰子殻を使用する。将来的には木材工業団地の立地を活かし、地元産材の燃料への活用も検討されている。年間の発電電力量は約5億kWh(*一般家庭の使用電力量に換算して約15万世帯相当)を見込んでいる。売電単価は24円/kWh。

 事業会社は徳島津田バイオマス発電合同会社。事業会社への出資比率はレノバが60.8%、大阪ガスが33.5%、株式会社フォレストバンㇰが1.9%、株式会社ダイリFPCが1.9%、徳島電機産業株式会社が1.9%となっている。

*アイキャッチ 徳島津田バイオマス発電所 出典:大阪ガス株式会社

【情報ソース】
「徳島津田バイオマス発電所」の営業運転開始に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、240KB)、2023年12月11日、株式会社レノバ

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