【開発】大阪ガス、豪州で太陽光発電事業(300MW)と蓄電池事業(500MW超)を共同開発

2023.10.03 事業参画・売買レポート


 2023年10月3日、大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)は同社100%子会社のOsaka Gas Energy Oceania Pty Ltd(以下、「OGEO」)を通じて、豪州の再生可能エネルギー電源開発事業者ACE Power Development Pty Ltd(以下、「ACE社」)と共同で、合計300MWの大規模集中型太陽光発電事業および合計500MW超の蓄電池事業を開発することを発表した。

 当該事業は豪州クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州において大規模集中型太陽光発電所の開発と再エネ導入に伴う電力系統の不安定化に対応する蓄電池の開発を行うものだ。計画容量は太陽光発電事業で300MW、蓄電池事業で500MW超。豪州の大規模集中型太陽光発電事業および蓄電池事業に参画するのはDaigasグループとして初のこと。

 OGEOとACE社の100%子会社ACE Genesis HoldCo Pty Ltdは今後、案件ごとに合弁会社を設立し事業開発を進める方針。

 ACE社は豪州ニューサウスウェールズ州に拠点をおく再エネ電源開発事業者。豪州最大の電力市場である豪州東部電力市場を中心に、太陽光発電所、風力発電所、蓄電池事業の開発実績がある。

*アイキャッチ UnsplashPeter Burdonが撮影した写真

【情報ソース】
ACE社との豪州における大規模集中型太陽光発電事業および蓄電池事業の共同開発について、2023年10月3日、大阪ガス株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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