【売買】三井住友ファイナンス&リース、ファースト・ソーラーから稼働済み太陽光発電所(71MW)を取得

2021.01.31 事業参画・売買レポート


 2021年1月29日、三井住友ファイナンス&リース株式会社(以下、「SMFL」)は同社が100%出資するSMFLみらいパートナーズ株式会社がFirst・Solar・Japan合同会社(以下、「ファースト・ソーラー」)が開発した稼働済みの太陽光発電所を取得したことを発表した。

(石川沢川太陽光発電所 出典:三井住友ファイナンス&リース株式会社)

 ファースト・ソーラーは米国本拠のFirst Solar,Incの日本法人。譲渡された当該発電所名は石川沢川太陽光発電所。2018年12月より営業運転を開始しており、稼働済みの太陽光発電所だ。譲渡は2020年9月に完了しており、譲渡後の発電所の運営および保守サービスはファースト・ソーラーが継続して行う。

 当該発電所は石川県と富山県にまたがるゴルフ場建設計画が中止された遊休地(約163ha)を再開発し建設された。ファースト・ソーラーが開発した「エコ・エフィシェント薄膜モジュール技術」が採用された太陽パネルが使用されており、北陸地区の太陽光発電所で最大規模の太陽光発電所となっている。発電容量は71MW。年間の発電電力量は約7,710万kWh、一般家庭の使用電力量に換算すると約2万3千世帯相当となる。

*アイキャッチ 出典:三井住友ファイナンス&リース株式会社

【1090情報ソース】
北陸地区最大規模の稼働済み太陽光発電所の譲渡について(*PDFファイルが開きます、1090KB)、2021年1月29日、三井住友ファイナンス&リース株式会社(*SMFLみらいパートナーズ株式会社、First・Solar・Japan合同会社との共同リリース

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