【参画】東北電力、宮城県黒川郡の太陽光発電事業に出資参画/宮城大郷ソーラーパーク

2020.06.06 事業参画・売買レポート


 2020年6月5日、東北電力株式会社(以下、「東北電力」)は宮城県黒川郡で開発を進める太陽光発電事業に参画することを発表した。

 当該事業は宮城県黒川郡大郷町の公有地と私有地を合わせた約69.4haの敷地において、出力37.5MW(太陽電池容量約51.6MW)の太陽光発電設備を建設・運営するというものだ。年間予想発電量は約5,640万kWh/年を見込んでおり、一般家庭の使用電力量に換算して1万5,600世帯相当になる(1世帯あたり3,600kWh/年で算出)。2019年度より建設を進めており、2021年度中に運転開始予定だ。

 当該事業を進めるのは宮城大郷ソーラーパーク合同会社。SBエナジー株式会社(以下、「SBエナジー」)と仏の大手エネルギー企業トタルの完全子会社トタル・ソーラー・インターナショナル(Total Solar International、以下「トタル・ソーラー」)が共同で設立したSPCであるが、東北電力の出資参画により当該SPCの株主は3社となった。出資比率はトタル・ソーラーが45%、東北電力が45%、SBエナジーが10%。

*アイキャッチ Photo by Andreas Gücklhorn on Unsplash

【情報ソース】
大郷太陽光発電事業への参画について、2020年6月5日、東北電力株式会社
東北電力による「宮城大郷ソーラーパーク」への事業参画について、2020年6月5日、SBエナジー株式会社

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