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【グリーン水素】三井物産・RWE・Port of Tibury、英国Tilbury港のグリーン水素を用いた脱炭素化調査で覚書締結

2023.07.08 トピック


 2023年7月7日、三井物産株式会社(以下、「三井物産」)は独大手エネルギー企業のRWE Generation SE参加のRWE Generation UK plc(以下、「RWE社」)および英国Tilbury港の港湾オペレーターPort of Tilbury London Ltd(以下、「Port of Tilbury社」)との間で、グリーン水素を用いたTilbury港の脱炭素化調査に関する覚書を締結したことを発表した。

 Tilbury港はロンドンやサウス・イースト・イングランドの物流拠点となっているテムズフリーポートの中心に位置しており、ロンドンの主要港だ。Forth Ports社が所有する港湾の一つで、年間取扱量は約1,600万t。当該覚書はこのTilbury港の脱炭素化に関する実現性調査を目的としたものとなっている。

 実現性調査では、港湾荷役機械の水素燃料電池化の実証実験に向けた調査、湾内外のグリーン水素需要に関する調査、商業化を見据えた1万kW以上の再生可能エネルギー由来のグリーン水素製造などの検証を共同で行う。グリーン水素製造については、今後10年以上に亘り段階的に10万kW規模の水素製造設備を開発し、港湾を中心とする脱炭素化を視野に入れた取り組みを想定している。

*アイキャッチ UnsplashJohannes Plenioが撮影した写真

【情報ソース】
独RWEおよび英Port of Tilburyとの間でグリーン水素を用いた港湾脱炭素化調査に関する覚書締結、2023年7月7日、三井物産株式会社

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