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【参画】千代田化工建設、スコットランドーロッテルダム間の水素ハイウェイ構築プロジェクトに参画

2022.12.29 トピック


 2022年12月22日、千代田化工建設株式会社(以下、「千代田化工建設」)は英国・スコットランドからオランダ・ロッテルダム港への水素海上輸送プロジェクトに参画することを発表した。

 当該プロジェクトの名称はLOHC(Liquid Organic Hydrogen Carrier) for Hydrogen Transport from Scotland。計10の民間企業・政府機関がコンソーシアムを構成し、スコットランドからロッテルダムへの水素海上輸送について事業化調査を行う。当該調査は大規模な国際間水素サプライチェーンの構築やパイロットプロジェクト開発を目指すもので、液体有機水素キャリアの一つであるメチルシクロヘキサン(MCH)を活用して検証する。

 コンソーシアムへの参加企業および政府機関は、Net Zero Technology Center(プロジェクトコーディネーター)、千代田化建設、ERM、Axens、EnQuest、Koole Terminals、ロッテルダム港湾公社、スコットランド政府、Shetland Islands Council、Storegga。

 ロッテルダム港湾公社は2020年5月に水素マスタープランを公表しており、北西ヨーロッパにおけるグリーン水素(Green-H2)のサプライチェーン構築を促進し、水素ハブになることを目指している。ロッテルダム港において2050年までに年間2,000万トンの水素を取り扱うことを目標に掲げており、まずは2025年に10万~20万トン、2030年には30~40万トンの水素取扱量を目指して取組を進めている。

*アイキャッチ UnsplashStijn Hanegraafが撮影した写真 

【情報ソース】
スコットランドからロッテルダムへのMCHによる「水素ハイウェイ」構築プロジェクトへの参画(*PDFファイルが開きます、73KB)、2022年12月22日、千代田化工建設株式会社
Project Launched to create Hydrogen Highway from Scotland to Rotterdam、14 December 2022、Net Zero Technology Centre

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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