• Home
  • トピック
  • 【戦略】三菱商事など6社、新千歳空港での水素製造・利活用について調査

【戦略】三菱商事など6社、新千歳空港での水素製造・利活用について調査

2022.06.22 トピック


 2022年6月20日、三菱商事株式会社、株式会社三菱総合研究所、北海道電力株式会社、北海道エアポート株式会社、株式会社レンタルのニッケン、東芝エネルギーシステムズ株式会社の6社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「新千歳空港を中心とした地域における水素利活用モデル構築に関する調査」を受託したことを発表した。

 当該調査は電力等他のエネルギーと比較した場合の水素の役割や有効性を明確化し、新千歳空港内の水素需要を再生可能エネルギー由来の水素で賄う可能性について検討するものとなっている。調査期間は2022年6月~2023年3月で、関係者へのヒアリングや文献調査を通じて、新千歳空港内のモビリティ(地上業務車両他)・熱需要等への水素利活用に向けた実現可能性調査や新千歳空港内での水素製造・供給の実現可能性調査などを行う。

 新千歳空港では構内に業務用車両や周辺公共交通(空港内バスなど)といったモビリティがあり、旅客ターミナルビル・空港関連施設・併設ホテルなどの熱需要も含め、水素利用の需要が大きく見込まれている。加えて、将来的には航空機燃料にも水素利用の可能性があることから、調査する水素利活用モデルの構築が実現した場合、新千歳空港を起点とした北海道全域における水素普及拡大や再エネ接続量の拡大といった波及効果が生まれる可能性も高い。

*アイキャッチ 出典:新千歳空港ターミナルビル

【情報ソース】
新千歳空港を中心とした地域における水素利活用モデル構築に関する調査事業の実施について、2022年6月20日、三菱商事株式会社(*株式会社三菱総合研究所、北海道電力株式会社、北海道エアポート株式会社、株式会社レンタルのニッケン、東芝エネルギーシステムズ株式会社との共同リリース)

【関連記事】
【開発】北海道電力・三菱商事、北海道道南地域において水力発電所アライアンス事業を実施/5水力発電所をまとめて更新へ
【グリーン水素】大阪ガスやINPEXなど、豪州のグリーン水素ハブ構想のFSに参画
【戦略】三井物産、仏のグリーン水素製造企業の転換社債(約13.5億円)を引受

, , , , , , , , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ