• Home
  • トピック
  • 【戦略】三井物産、仏のグリーン水素製造企業の転換社債(約13.5億円)を引受

【戦略】三井物産、仏のグリーン水素製造企業の転換社債(約13.5億円)を引受

2022.04.17 トピック


 2022年4月13日、三井物産株式会社(以下、「三井物産」)は欧州で再生可能エネルギーを利用してグリーン水素を製造する仏Lhyfe社(以下、「ライフ社」)の転換社債10百万ユーロ(約13.5億円)の引き受けを行ったことを発表した。

 ライフ社はフランスの原子力・代替エネルギー庁(CEA)出身のメンバーが2017年4月に設立した企業で、モビリティおよび産業向けのグリーン水素の製造・販売を行っている。本社はフランス南西部の都市ナントにある。

 2021年に風力発電所と直接つないだグリーン水素を製造する第1号商業プラントを立ち上げており、既に欧州10か国で活動を行っている。2022年から2028年にかけて稼働開始を予定しているパイプライン案件を90以上保有している。

 三井物産は水素用を含む高圧ガスタンクの製造販売を行うノルウェーHexagon Composites社への出資、米国で水素ステーション事業を展開するFirstElement Fuel社への出資など水素事業への取り組みを進めている。今回のライフ社への参画を足掛かりに、既存の水素関連事業との相乗効果や新規顧客の獲得を行い、欧州水素市場での収益基盤確立を目指す考えだ。

*アイキャッチ 出典:三井物産株式会社

【情報ソース】
欧州グリーン水素製造事業者 仏Lhyfe(ライフ)社の転換社債引き受け、2022年4月13日、三井物産株式会社

【関連記事】
【参画】三井物産、インドの大型再生可能エネルギー発電プロジェクト(出力合計:1,300MW)に参画/総事業費約1,650億円
【投資】伊藤忠商事と東京センチュリー、大型クリーン水素インフラ投資ファンドの株式取得/最大2千万ユーロを出資予定
【グリーン水素】双日や大日本コンサルタント、豪州製造のグリーン水素を太平洋島嶼国で利活用する実証事業

, , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ