【ファンド】三菱商事・三菱UFJ銀行・PPE、気候テックファンドを組成

2023.05.04 インフラファンド動向


 2023年5月2日、三菱商事株式会社(以下、「三菱商事」)、株式会社三菱UFJ銀行(以下、「三菱UFJ銀行」)、Pavilion Private Equity Co., Ltd.(以下、「PPE」)はMarunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.(以下「当該ファンド」)を組成したことを発表した。

 当該ファンドの投資対象は脱炭素に資するClimate Tech(気候テック)関連のスタートアップ企業だ。出資約束金総額は設立当初400百万米ドル、目標額は800~1,000百万米ドル。既に第一次募集を完了しており、日本郵船株式会社などが出資表明をしている。

 当該ファンドの管理・運用は3社が出資している丸の内イノベーションパートナーズ株式会社(以下、「MIP」)がGPとして行う。MIPへの出資比率は三菱商事が90.1%、PPEが5.0%、三菱UFJ銀行が4.9%、資本金は1億5千万円。PPEは韓国のプライベートエクイティファンドの管理・運用会社。

*アイキャッチ UnsplashHans-Jürgen Weinhardtが撮影した写真

【情報ソース】
Marunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.設立に関するお知らせ、2023年5月2日、三菱商事株式会社(*丸の内イノベーションパートナーズ株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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