【売買】伊藤忠エネクス、スマートソーラー開発の太陽光発電所(約400MW)について優先交渉権

2022.08.14 事業参画・売買レポート


 2022年8月3日、伊藤忠エネクス株式会社(以下、「伊藤忠エネクス」)はスマートソーラー株式会社(以下、「スマートソーラー」)が今後開発を予定している事業用太陽光発電所を伊藤忠エネクスが優先的に検討・保有していくことについて、スマートソーラーと基本合意に至ったことを発表した。

 スマートソーラーは太陽光発電事業の開発・施工および運用・保守点検を主力事業としているデベロッパーだ。本社は千葉県木更津市。伊藤忠エネクスが優先的に検討・保有を進める対象となっている太陽光発電所は全国で19箇所ある。いずれも再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用しない方針のものだ。発電容量の総計は約400MWを想定している。

 伊藤忠エネクスはグループで再エネ由来の電源を約111MW保有しているが、今後はスマートソーラーが開発した太陽光発電所を保有し、自社の再エネ電源を増やしていく方針だ。

*アイキャッチ 出典:伊藤忠エネクス株式会社

【情報ソース】
スマートソーラー株式会社と伊藤忠エネクス株式会社による太陽光発電所の開発・保有に関する取組みについて、2022年08月03日、伊藤忠エネクス株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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