【売買】関西電力と三菱HCキャピタルエナジー、和歌山県西牟婁郡の太陽光発電事業(92.4MW)に参画

2022.04.10 事業参画・売買レポート


 2022年4月8日、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)と三菱HCキャピタルエナジー株式会社(以下、「三菱HCキャピタルエナジー」)はともに、和歌山県西牟婁郡の太陽光発電事業に参画したことを発表した。

 当該事業は和歌山県西牟婁郡のゴルフ場跡地(約74万㎡)を主に活用して行われている太陽光発電事業だ。発電所名はパシフィコ・エナジー和歌山メガソーラー発電所。発電出力は92,400kW、発電電力量は年間約1.5億kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約4.8万世帯相当)を見込んでいる。発電した電力は固定価格買取制度に基づき、関西電力送配電株式会社に売電される。

 事業会社はパシフィコ・エナジー和歌山メガソーラー合同会社。関西電力と三菱HCキャピタルエナジーの事業会社への出資比率は、それぞれ50%。当該発電所はパシフィコ・エナジー株式会社が開発を進めており、建設工事はシャープエネルギーソリューション株式会社が行った。開発資金は株式会社三菱UFJ銀行などからの融資によって調達されている。

*アイキャッチ 出典:関西電力株式会社

【情報ソース】
和歌山県西牟婁郡の太陽光発電事業へ参画~関西地域最大規模 出力92,400kW~(*PDFファイルが開きます、KB)、2022年4月8日、関西電力株式会社

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