【売買】三菱重工・大阪ガス、米国ノースカロライナ州の太陽光発電所(15.7MW)を取得

2021.09.19 事業参画・売買レポート


 2021年9月13日、三菱重工業株式会社(以下、「三菱重工」)と大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)は、三菱パワー・アメリカ株式会社の100%子会社であるOriden LLCが米国で建設を進めている太陽光発電所を取得したことを発表した。

 三菱重工は同社北米統括拠点の米国三菱重工業株式会社(Mitsubishi Heavy Industries America,Inc. 、以下「MHIA」)、大阪ガスは100%米国子会社のOsaka Gas USA COrporation(以下、「OGUSA」)を通じた取得となる。MHIAとOGUSAが折半出資して設立する合弁会社が発電所を取得し、その後の建設や運営を行う。

(取得スキーム 出典:大阪ガス株式会社)

 当該事業は米国ノースカロライナ州コールドウェル郡で建設が進む発電容量(パネル容量)1万5,700kWの太陽光発電事業だ。発電所名はブライターフューチャー太陽光発電所(Brighter Future Solar Farm)。運転開始は2021年12月を予定している。同州の電力事業者Blue Ridge Energy社との間で25年長期電力購入契約を締結しており、運転開始後は当該契約に基づいて、発電した電力の全量を25年間に亘って同社に売電する。 

*アイキャッチ 出典:三菱重工業株式会社

【情報ソース】
三菱重工と大阪ガス、米国の太陽光発電プロジェクトを共同で取得、2021年09月13日、三菱重工業株式会社
米国ノースカロライナ州で三菱重工グループが建設中の太陽光発電所を取得、2021年09月13日、大阪ガス株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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