【開発】大阪ガス、米国NOVI社と大規模集中型太陽光発電所を共同開発

2021.07.14 事業参画・売買レポート


 2021年7月13日、大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)は同社100%子会社であるOsaka Gas USA COrporation(以下、「UGUSA」)を通じて、 米国の電源開発事業者NOVI Energy,LLC(以下、「NOVI社」)と複数の大規模集中型太陽光発電所を共同開発することに合意したことを発表した。Daigasuグループとしては初の米国における大規模集中型太陽光発電事業への参画となる。

 当該共同開発はミシガン州やバージニア州などの米国中西部・北東部を中心とした地域で進める予定で、各発電所の定格出力は10万kWから20万kW程度を想定している。今後、共同で発電所を建設するための土地の確保や許認可の取得、送配電事業者の送電系統に接続するための対応などを行う。

 NOVI社は2002年創立の再エネ・ガス火力電源開発事業を行う企業だ。所在地はミシガン州ノバイ。現在も複数の大規模集中型太陽光発電所の開発が進んでいる。

 Daigasグループは2050年のカーボンニュートラル実現を目指している。2030年度までに国内外で500万kWの再エネ電源の普及を目指しており、自社開発・保有分だけでなく他社からの調達も含めて再エネの普及拡大を推進させる方針だ。

*アイキャッチ Photo by Alex Brisbey on Unsplash 

【情報ソース】
米国におけるNOV社との大規模集中型太陽光発電所の共同開発について、2021年7月13日、大阪ガス株式会社

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