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【売買】北海道電力、メキシコ最大級の太陽光発電プロジェクトに参画/Cubico Alten Aguascalientes Uno+Dos(290MW)

2020.05.04 事業参画・売買レポート


 2020年4月30日、北海道電力株式会社(以下、「北海道電力」)はメキシコ合衆国の太陽光発電事業に参画するため、太陽光発電開発事業者アルテン・アールイー・ディベロップメンツ・アメリカ社(Alten RE Developments America B.V. 以下、「アルテン・アメリカ社」)の株式40%を取得したことを発表した。

(太陽光発電所の近景 出典:北海道電力株式会社)

 アルテン・アメリカ社はメキシコの太陽光発電事業会社を保有しており、2つのプロジェクト(Cubico Alten Aguascalientes Uno(Project 1)とCubico Alten Aguascalientes Dos(Project 2))を推進している。当該太陽光発電所はメキシコ中西部のアグアスカリエンテス州エルジャノ市にあり、出力規模290MW(Project1:150MW、Project2:140MW)のメキシコ最大級の太陽光発電プロジェクトである。発電した電力は主に長期売電契約を締結しているメキシコ国営電力会社(Comisión Federal de Electricidad)の100%子会社に対して販売している。

(スキーム図 出典:北海道電力株式会社)

 アルテン・アメリカ社は当該太陽光発電プロジェクト会社の株式を30%保有しており、北海道電力はアルテン・アメリカ社への出資参画を通じて、同プロジェクト会社の株式持分12%を取得したことになる。

 北海道電力の参画以前、アルテン・アメリカ社の株主は双日株式会社とアルテン・リニューアブル・エナジー・ディベロップメンツ社(Alten Renewable Energy Developments 以下、「アルテン・リニューアブル社」)だった。北海道電力は両社から株式を取得しており、最終的な出資比率は双日が40%、北海道電力が40%、アルテン・リニューアブル社が20%となっている。

*アイキャッチ 出典:北海道電力株式会社

【情報ソース】
メキシコ合衆国における太陽光発電事業への参画について、2020年4月30日、北海道電力株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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