【売買】大阪ガス、日揮HDから大分の太陽光発電事業会社の株式51%を取得し100%子会社へ/パネル出力26.54MW

2019.12.21 事業参画・売買レポート


 2019年12月16日、大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)は同社100%子会社である株式会社ガスアンドパワー(以下、「ガスアンドパワー」)が大分県大分市で太陽光発電事業を行っている日揮みらいソーラー株式会社(以下、「日揮みらい」)の株式を取得し、100%子会社とすることを発表した。

 日揮みらいは大分県大分市の日産グリーンエナジーファームイン大分で太陽光発電事業を行っている。敷地は大分臨海工業地帯の日産自動車が所有する土地を借り受けている。パネル出力は26.54MW、2013年05月01日から運転開始しており、発電した電力は九州電力株式会社に売電している。

 ガスアンドパワーは日揮みらいの株式49%を保有し(*)、日揮ホールディングス株式会社(以下、「日揮HD」)との共同事業としてこれまで運営を行ってきた。今回、ガスアンドパワーは日揮HDが保有する全株分を取得し100%子会社とする。商号はDaigas大分みらいソーラー株式会社に変更する。

(*)ガスアンドパワーの事業参画は2014年05月。

 Daigasuグループの再生可能エネルギー電源は、建設中のものを含めると国内外で60万kW以上となっている(国内で50万kW以上)。Daigasグループでは2030年までに国内外で100万KW規模の再エネ電源を開発・取得する目標を掲げている。

*アイキャッチ Photo by Jadon Kelly on Unsplash

【情報ソース】
日揮みらいソーラー株式会社の全株式取得について、2019年12月16日、大阪ガス株式会社(株式会社ガスアンドパワーとの共同リリース)

【関連記事】
【戦略】大阪ガス、タイで太陽光発電事業会社を設立/産業・商業施設の屋根等を活用して発電し、そのまま供給
【開発】レノバや大阪ガスなど、徳島県でバイオマス発電の事業化決定/出力規模74.8MW、売電価格24円/kWh
【売買】九州電力、米国ペンシルバニア州の火力発電事業の権益12.5%を取得/海外発電事業の持分出力は230万kWに

, , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ