【開発】JR九州・大阪ガス・ウエストHD、JR九州の遊休地を活用して中小型非FIT太陽光発電所を共同開発

2022.07.31 事業参画・売買レポート


 2022年7月29日、九州旅客鉄道株式会社(以下、「JR九州」)は大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)と株式会社ウエストホールディングス(以下、「ウエストHD」)とともに、JR九州の遊休地を活用した中小型新設非FIT太陽光発電所の開発を行うことを発表した。

(事業スキーム 出典:大阪ガス株式会社)

 当該事業はJR九州が保有する線路沿い等の遊休地に、ウエストHDが太陽光発電所の開発を行い、大阪ガスが発電された電力や環境価値の需給管理と長期購入をすることに加えて、再エネ100%の電力をJR九州の駅舎等の施設に供給するというものだ。電力供給は大阪ガスの電気料金メニュー「D-Green」シリーズで行われる。

 共同開発の1号案件として、山口県下関市彦島の変電所跡地(約1,500㎡)を活用して、JR九州下関太陽光発電所を開発する。2022年9月以降に運転開始となる予定。3社は今後もJR九州の遊休地を活用した再エネ電源開発を推進する方針だ。

*アイキャッチ 出典:大阪ガス株式会社

【情報ソース】
当社遊休地を活用した太陽光発電開発について~追加性のある再エネ電源開発を共同で実施します~(*PDFファイルが開きます、354KB)、2022年7月29日、九州旅客鉄道株式会社

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