【参画】東北電力、三重県津市の太陽光発電事業(出力:35MW)に参画

2021.11.03 事業参画・売買レポート


 2021年11月2日、東北電力株式会社(以下、「東北電力」)は三重県津市において開発が進む「津波瀬太陽光発電事業」に参画することを発表した。

 当該事業は三重県津市の約76万平方メートルの敷地に、出力規模35,000kW(太陽電池容量:約51,000kW)の太陽光発電所を建設し、その後の運営を行うものだ。事業会社の合同会社サクシード津波瀬が2020年度から建設に着工しており、10万枚以上の太陽光パネルや約16kmの自営送電線の埋設工事などが行われる。商業運転の開始は2023年3月を予定している。

 これまではトタルエナジーズと株式会社鈴鹿が開発を進めてきたが、今回の東北電力の参画により、3社の共同事業となった。東北電力が東北6県、新潟県以外の地域で再生可能エネルギー事業に参画するのは初のこと。トタルエナジーズにとっては七尾ソーラーパーク(27MW)、宮古ソーラーパーク(25MW)、宮城大郷ソーラーパーク(52MW)に次いで4件目となる。

*アイキャッチ Photo by Andreas Gücklhorn on Unsplash 

【情報ソース】
津波瀬太陽光発電事業への参画について、2021年11月2日、東北電力株式会社
トタルは日本で4か所目の太陽光発電所の建設を開始、2021年3月16日、トタルエナジーズ

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