【売買】ユーラスエナジー、台湾・屏東県の太陽光発電事業に出資参画

2020.12.29 事業参画・売買レポート


 2020年12月21日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、「ユーラスエナジー」)は台湾の屏東県において太陽光発電事業に参画することを発表した。同社が台湾において太陽光発電事業を行うのは初。

 当該事業は台湾南部の屏東県内埔郡においてW Energy Investment Corporationが開発を進めてきた太陽光発電事業だ。発電所の名称は「 内埔(ネイプ)太陽光発電所」。太陽光パネルはURE社製のものが設置され、出力は1,985kW。2020年12月16日より営業運転を開始しており、台湾電力に売電している。

 事業参画に際して、ユーラスエナジーは同社の現地法人Eurus Energy Taiwan Co.,Ltd(以下、「台湾ユーラスエナジー」(*1))を通じて、事業会社の持株会社(Helios Green Energy社(*2))に40%出資した。ユーラスエナジーは当該事業への参画を足掛かりに、台湾における再生可能エネルギー事業拡大を目指す考えだ。

(建設中のサイト 出典:株式会社ユーラスエナジーホールディングス)

(*)ユーラスエナジーは2018年に台湾の現地法人Eurus Energy Taiwan Co.,Ltd(以下、「台湾ユーラスエナジー」)を設立している。
(*2)Helios Green Energy Corporationの株主構成は台湾ユーラスエナジー(40%)、Farglory Life Insurance Co.,Ltd.(40%)、W Energy Investment Corporation(20%)。

*アイキャッチ 出典:株式会社ユーラスエナジーホールディングス

【情報ソース】
台湾における当社初の太陽光発電事業について、2020年12月21日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス

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