【稼働】出光興産等、岡山県赤磐市のSF赤磐太陽光発電所(58MW)が運転開始

2021.05.06 事業参画・売買レポート


 2021年4月28日、出光興産株式会社(以下、「出光興産」)は同社子会社のRSリニューアブルズ株式会社を通じて出資している「SF赤磐太陽光発電所」が完工したことを発表した。

 当該発電所は年間を通じて日射量が多く自然災害も少ない岡山県赤磐市に建設されている。発電容量58MWの太陽光発電所であり、出光興産の子会社ソーラーフロンティア株式会社のCIS薄膜太陽電池(型式SFK180-S(180W))が32万2,440枚採用されている。CIS薄膜太陽光発電所としては国内最大規模だ。

 当該発電所の運転は2021年4月1日より始まっている。年間予想発電量は約6,500万kWh、一般家庭の使用電力量に換算して約13,000世帯相当になる。(1世帯あたりの使用電力量は太陽光発電協会の表示ガイドライン2020年度版に基づいて4,892kWh/年で算出されている。)

 事業会社は赤磐ソーラーエナジー合同会社。RSリニューアブルズ株式会社(95%)とJFEテクノス株式会社(5%)が出資している。(*カッコ内の数字は出資比率)

*アイキャッチ 出典:出光興産株式会社

【情報ソース】
岡山県赤盤市に発電容量58MWの大規模太陽光発電所を建設-国内最大規模のソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽光電池使用のメガソーラー-(*PDFファイルが開きます、741KB)、2021年4月28日、出光興産株式会社

【関連記事】
【実証】出光興産など、山口県周南市で木質バイオマス材利活用を実証/早生樹に転換し、燃料生産の短期間・低コスト化
【売買】出光興産、米国・カリフォルニア州で太陽光発電所(50.5MWp)を取得/米国で3案件目、合計360.5MWpに
【開発】エンバイオ・ホールディングス、ヨルダンで太陽光発電所を建設へ/再エネ由来の電力使い水資源開発

, , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ