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【実証】出光興産など、山口県周南市で木質バイオマス材利活用を実証/早生樹に転換し、燃料生産の短期間・低コスト化

2021.01.16 トピック


 2021年1月15日、出光興産株式会社(以下、「出光興産」)は山口県周南市が発足した木質バイオマス材利活用推進協議会に協議会委員として参画することを発表した。

 協議会では周南市市有林の一部において、早生樹を活用した木質バイオマス材生産の短期間・低コスト化の実証を行う。具体的には市有林(緑山の270ha)に木の全体をバイオマス燃料として活用できる樹種から成る森を造林する。周南市に適した短期間で成長が見込める樹種を育成する考えで、まずはコウヨウザンを採用して15~20年の実証を進め、併せて他の樹種の検討も行う計画。下刈や枝打、間伐等を省略することで育成コスト低減が可能かも確かめる。

(早世樹によるバイオマス生産の実証 出典:出光興産株式会社)

 早生樹による短期間・低コストのバイオマス材の生産が可能になれば、段階的に早世樹へ樹種を転換し、他地域でのバイオマス材の生産拡大へつなげる方針だ。

 周南市では出光興産が同社徳山事業所の旧精油所跡地を利用したバイオマス発電所の建設を進めており、周南コンビナートにおいても協議会参加企業によるバイオマス発電所の新設が計画されている。早生樹によるバイオマス材生産が可能になれば、森林と消費地の近接立地を生かして運搬費低減ができ、地域全体で競争力のある再生可能エネルギーの地産地消モデルを確立する形になる。

(対象市有林の位置 出典:出光興産株式会社)

*アイキャッチ 出典:出光興産株式会社

【情報ソース】
山口県周南市の木質バイオマス材利活用推進協議会へ参画ーエネルギーの地産地消と林業振興に向け、木質バイオマス材利活用を実証・推進ー、2021年1月15日、出光興産株式会社

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