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【開発】エンバイオ・ホールディングス、ヨルダンで太陽光発電所を建設へ/再エネ由来の電力使い水資源開発

2021.05.03 事業参画・売買レポート


 2021年4月26日、株式会社エンバイオ・ホールディングス(以下、「エンバイオ・ホールディングス」)は同社子会社であるEnbio Lel Taqa FZC LLCがヨルダンのマフラク地区Manasahにおいて太陽光発電所の建設工事を始めたことを発表した。

 エンバイオ・ホールディングスは2020年7月より、ヨルダン北部のシリア国境地域において、太陽光発電電力を活用して地下水を汲み上げる水資源開発事業を行っている。ヨルダンは電気代が高いため、太陽光発電によって得られる電力を使用することで地下水資源の揚水・供給に伴うランニングコストを削減することが可能だ。

 今回、建設工事が始まったのはマフラク地区Manasahに設置する太陽光発電所。設備容量620kW(DC)、想定年間発電量は105万kWh。発電された電力を活用して、老朽化などで使えなくなった井戸を改修・再利用し、汲み上げた地下水を住民や農園へ供給する。

 同地区でAl Khalidya Projectとして開発が進められていた施設は既に完成し、稼働を開始させている。こちらは設備容量705kW(直通)、想定年間発電量は123万kWh。Al Khalidya Projectで汲み上げた水もパイプラインを通してManasah Projectの設備に運び、脱塩素処理後に地元地域に供給される。

(Al Khalidya Projectの稼働中太陽光発電所 出典:エンバイオ・ホールディングス株式会社)

 ヨルダンでは国土の90%以上が年間降水量200mm以下で、国民一人当たりの年間水資源は129㎥と極めて少ない。そのため、地下水を揚水し利用しているが、揚水するための井戸は老朽化により使用されず放置されていることが多く、水資源の開発や公平な利用が大きな課題となっている。加えて、シリアをはじめとする近隣諸国からの難民流入もあり、水資源の需要増加も想定されている。

*アイキャッチ Manasah Project 出典:株式会社エンバイオ・ホールディングス

【情報ソース】
マフラク地区Manasah(ヨルダン)太陽光発電所建設開始に関するお知らせ、2021年4月26日、株式会社エンバイオ・ホールディングス

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