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【インフラマネジメント】NTTドコモ・東武鉄道、鉄道橋や沿線法面でドローンによる点検実証実験/ドローンを活用した点検手法の確立を視野

2018.04.18 トピック


 2018年04月13日、株式会社NTTドコモ(以下、「NTTドコモ」)と東武鉄道株式会社(以下、「東武鉄道」)は2018年02月より「携帯電話ネットワークを活用したドローン」(以下、「セルラードローン」)による鉄道インフラの予防点検の実証実験を開始したと発表した。

 当該実証実験は2月27日に東武日光線利根川橋梁、翌28日に東武鬼怒川線の隣接法面を対象に実施された。ドローンに搭載したカメラやレーザーを使用し、構造物の画像診断や3次元点群データの取得・解析などを行った。ドローンでの計測や3次元データ解析はルーチェサーチ株式会社(本社:広島県広島市)が担当している。

 利根川橋梁では、通常の点検では確認困難な橋梁上部や低水路内の橋脚などを対象に、セルラードローンに搭載したカメラで撮影を行った。一部の点検画像についてはドコモの画像認識技術を用いて画像の自動解析を行い、画像診断の実用性を検証している。同技術はNTTグループが開発を進めるAI「corevo®」にも採用されたものだ。

(出典:株式会社NTTドコモ・東武鉄道株式会社)

(出典:株式会社NTTドコモ・東武鉄道株式会社)

 隣接法面の実証実験は、東武鬼怒川線の鬼怒川温泉駅から鬼怒川公園駅の間の法面で実施された。当該法面を対象にドローンからレーザー照射し、3次元点群データを採取した。地表面処理を行うことで、カメラなどによる航空撮影では樹木の影となってしまう地形の確認に成功している。

(左:鬼怒川法面の3次元点群データ 右:同地点で地表面処理を行った3次元点群データ
 出典:株式会社NTTドコモ・東武鉄道株式会社)

 鉄道を構成する構造物を点検する際は、鉄道運行時間内での点検(昼間の点検)や近接目視が難しい場合が多くあり、安全面やコストが高くなることが課題としてある。 実証実験の狙いは既存の目視点検に代わるセルラードローンを活用した点検手法の確立にあるようだ。

 今後は今回の実証実験結果と基にして、自動飛行の実現や解析精度の向上を目指すほか、NTTの「ドローンプラットフォームdocomo sky™」への機能搭載に向けた検討も進める。2018年度も引き続き、セルラードローンを用いたインフラ点検業務の商用化を目指し、実証実験を実施する予定。

*アイキャッチ 出典:株式会社NTTドコモ

【情報ソース】
セルラードローンを活用した鉄道インフラ予防点検の実証実験を開始~インフラ構造物での点検作業の効率化と安全性の向上をめざす~(*PDFファイルが開きます、1,235KB)、2018年04月13日、株式会社NTTドコモ・東武鉄道株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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