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【グリーンボンド】三井住友フィナンシャルグループ、ユーロ建てグリーンボンド発行/発行金額5億ユーロ、GBPや環境省ガイドラインにも準拠

2017.10.13 インフラ融資


 2017年10月12日、株式会社三井住友フィナンシャルグループは2017年10月11日にユーロ建てのグリーンボンドを発行したことを発表した。2015年10月20日に三井住友銀行が発行した米ドル建てのグリーンボンドに続いて、2回目のグリーンボンド発行となる。

 発行金額は5億ユーロ。再生可能エネルギーや省エネルギー事業などの一定の要件を満たす事業に対するファイナンスに使われる。主幹事はメリルリンチ・インターナショナル、共同主幹事をクレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク、SMBC日興キャピタル・マーケットが務める。発行期間は7年で、金利は0.934%となるようだ。

 今回発行されるグリーンボンドはInternational Capital Market Association(ICMA)の「The Green Bond Principles 2017」(GBP)(*1)や環境省の「グリーンボンドガイドライン2017年版」(*2)に準拠したものとなっている。 

(*1)株式会社三井住友フィナンシャルグループHPより引用
 金融業界団体の国際資本市場協会(ICMA:International Capital Market Association)が規定するグリーンボンド発行過程に関する指針。調達資金使途・対象事業プロジェクトの評価選定手順・調達資金管理・報告の4原則から成っているもの。

(*2)株式会社三井住友フィナンシャルグループHPより引用
 国内におけるグリーンボンドの普及のため、市場関係の実務担当者向けに、2017年3月に環境省が策定したガイドライン。ICMAのグリーンボンド原則との整合性に配慮しつつ、グリーンボンドに期待される事項の解釈や具体的対応例等を示しているもの。

*アイキャッチ  Photo by Karsten Würth (@inf1783) on Unsplash

【情報ソース】
グリーンボンド発行について、2017年10月12日、株式会社三井住友フィナンシャルグループ

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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