【ファンド】関西電力、国内の太陽光発電事業に投資するファンドを設立

2024.05.19 インフラファンド動向


 2024年5月1日、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)は国内の太陽光発電事業を投資対象とするKXリニューアブルエナジー1号投資事業有限責任組合(以下、「当該ファンド」)を設立したことを発表した。関西電力が再生可能エネルギー電源を投資対象としたファンドを設立するのは初。

 当該ファンドの規模は100億円で、存続期間は25年。投資対象は国内のコーポレートPPAを行う太陽光発電事業だ。ファンド運営は関西電力が出資するKXリニューアブルエナジー合同会社(無限責任組合員)が行う。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券と連携し太陽光発電事業に関する投資機会の提供も行う方針で、有限責任組合員として、東銀リース株式会社、株式会社滋賀銀行、株式会社常陽銀行、朝日生命保険相互会社、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社が出資する。財務コンサルタントとしてPwCアドバイザリー合同会社も関与する。

*アイキャッチ UnsplashCHUTTERSNAPが撮影した写真

【情報ソース】
国内の太陽光発電事業を投資対象とするファンドの設立(*PDFファイルが開きます、571KB)、2024年5月1日、関西電力株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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