• Home
  • インフラファンド動向
  • 【ファンド】京葉ガス・京葉ガスエナジーソリューション・Looop、再エネファンドにアセット追加組入

【ファンド】京葉ガス・京葉ガスエナジーソリューション・Looop、再エネファンドにアセット追加組入

2022.04.23 インフラファンド動向


 2022年4月20日、株式会社Looop(以下、「Looop」)は国内の太陽光発電所を投資対象とする「こもれびファンド1号」へのアセット追加組入を2022年4月15日に実行したことを発表した。

 当該ファンドはLooopの完全子会社である株式会社Looopコミュニティが組成したファンドで、京葉ガス株式会社(以下、「京葉ガス」)、京葉ガスエナジーソリューション株式会社(以下、「京葉ガスエナジーソリューション」)、Looopの3社が匿名組合員として出資している(私募取扱地業者/アセットマネージャーはLooopコミュニティ)。投資対象は日本国内の稼働済み太陽光発電所。ファンド規模は50億円、運用期間は最長20年が予定されている。組成期間は2021年9月から2023年3月、今後2023年3月までに順次追加組入を進める。

 2021年9月に行った初回のアセット組入時は合計約4MWの太陽光発電所がファンドに組み入れられ、今回は2回目のアセット組入として約5.4MWの太陽光発電所が追加されている。京葉ガスは今回のアセット追加に伴いファンドへの追加出資を行っており、株式会社あおぞら銀行からプロジェクトファイナンスによる融資も実施される予定されている。

◯初回組入アセット概要

事業用地発電能力発電開始時期売電先
群馬県前橋市(約0.9ha)788.4kW2017年3月東京電力エナジーパートナー株式会社
岡山県倉敷市(約6.9ha) 2,256.48kW2017年1月中国電力株式会社
広島県三次市(約1.3ha) 1,023.36kW 2017年3月中国電力株式会社
 

◯追加組入アセット概要

事業用地発電能力発電開始時期売電先
石川県かほく市(約1.8ha)1376.3kW2018年9月北陸電力送配電株式会社
茨城県水戸市(約0.9ha) 660.0kW2016年3月東京電力エナジーパートナー株式会社
栃木県小山市(約1.2ha) 909.5kW2020年3月東京電力パワーグリッド株式会社
千葉県佐倉市(約2.1ha) 1,011.6kW2015年5月東京電力パワーグリッド株式会社
千葉県香取市(約1.7ha) 1,011.8kW2015年11月東京電力パワーグリッド株式会社
鹿児島県日置市(約0.8ha) 485.1kW2014年1月九州電力送配電株式会社
合計5,454.3kW
 

*アイキャッチ 出典:株式会社Looop コミュニティ

【情報ソース】
「こもれびファンド1号」における稼働済み太陽光発電所への追加出資について、2022年4月20日、京葉ガス株式会社
再生可能エネルギーファンド「こもれびファンド1号」への追加組入を実行、2022年04月20日、株式会社Looop

【関連記事】
【出資】京葉ガス・京葉ガスエナジーソリューション・Looop、国内稼働済み太陽光発電所を投資対象とする再エネファンドへ出資
【ファンド】住友商事・三井住友銀行・DBJ、国内太陽光発電事業を投資対象とするファンド組成
【投資】三井住友信託銀行、2つの森林ファンドに出資

, , , , , , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ