【開発】九州電力、英国の洋上風力発電所Seagreen Phase 1(1,080MW)向け海底送電事業の優先交渉権を獲得

2023.12.30 事業参画・売買レポート


 2023年12月25日、九州電力株式会社(以下、「九州電力」)は株式会社キューデン・インターナショナル及び九州電力送配電株式会社が英国のインフラファンド「エクイティックス社」と共同で、英国の洋上風力発電所「Seagreen Phase 1洋上風力発電所」の海底送電事業における優先交渉権を獲得したことを発表した。

 当該事業は英国スコットランド東部アンガスの沖合約27kmiの海域にあるSeagreen Phase 1洋上風力発電所の海底送電設備の運用・保守を行うものだ。資産価値約1,140億円の海底送電設備(海底・地中送電設備と洋上・陸上変電設備)の所有権・運営権を取得し、24年間に亘って事業を実施する。計画されている海底及び地中送電ケーブル(220kV交流)の亘長は約84km、送電設備容量は108万kW(36万kW×3回線)となっている。

 今後、英国当局や洋上風力発電所の開発事業者等との交渉や契約を経て、事業権の正式な獲得となる予定。

*アイキャッチ 出典:九州電力株式会社

【情報ソース】
英国「Seagreen Phase 1 洋上風力発電所の海底送電事業」における優先交渉権を獲得しました、2023年12月25日、九州電力株式会社(*株式会社キューデン・インターナショナル、九州電力送配電株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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